おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はエイプリルフールです。私は毎年のように何らかのウソをつきます。今日は「おすし券をもらったので、みんなでトリトンに行こう。使用期限が近いから今日でもいいか」と家族グループLINEに流したら、普通に信じてくれました。(分からないのか?)さて、世間では詐欺が横行しています。SNSを使ってだます詐欺があるとか。なんとなく高齢者を対象にしているかと思ったら、若い人にはマッチングアプリを使ってみたり、暗号資産がどうしたと言ってだますとのこと。騙される方の脇が甘いという人もいると思うけれど、私は騙されないという自信はありません。とにかく、その能力を社会貢献に活かしてほしいと思います。患者さんにエイプリルフールの話を聞くと、シフトでお休みなのを知っていて寝ている家族を起こす人がいて、聞いてて面白かったです。みなさんはエイプリルフールをどうお過ごしでしたか?
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 痛みについて
痛みは、身体の感覚だけでなく、感情とも深く結びついている重要な体験です。国際疼痛学会(IASP)は、痛みを「不快な感覚と感情の体験」と定義しており、これは痛みが単なる身体的な現象ではなく、心理的な側面も含むことを示しています。痛みを感じる際、脳の特定の領域、特に扁桃体、前帯状回、島皮質が関与しており、これらの部分は感情の処理にも関与しています。
急性痛は新しい怪我に対する自然な反応であり、通常は短期間で治癒しますが、慢性痛は怪我が治った後も持続する痛みであり、感情的な影響を強く受けます。慢性痛の患者は、痛みと感情が相互に影響し合うことが多く、痛みが不安や抑うつを引き起こし、これがさらに痛みを悪化させる悪循環に陥ることがあります。
このような背景から、慢性痛の管理には身体的な治療だけでなく、感情面への配慮も不可欠です。心理療法、特に認知行動療法は、痛みに伴う不安や抑うつを軽減し、痛みの改善にも寄与することが示されています。したがって、痛みを理解するためには、その身体的な側面だけでなく、感情との関係を考慮することが重要です。