20240402 ちょっとずつの色々
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、自分の取り組みについて整理したいと思います。
よく聞かれる質問に何故、病院勤務を辞めてまで転職しようとしたのですか?があります。これは本当によく聞かれます。1番困るのはそれに対して納得してもらえるような答えが用意できないことです。自分の中で明確な考えはあるが言語化出来ません。仕方なく「色んなことがちょっとずつ」と返答するけれど、それで「ああそうなんだ」とはなりません。(なるわけない)
コンビニ以上の店舗数と言われている、今の鍼灸整骨(その他色々とある代替医療)の業界はこれからどんどん少なくなるパイ(人口)を前にレッドオーシャンそのものです。どの業界も同様かと思います。ルールが変わったのだと思っています。海外の紛争もそうですし、少子高齢化社会もそうですし、環境問題もそうですし、社会が大きく変革する中で恐らく誰もが、がむしゃらに働くことは出来ても、闇雲に働くことは出来ません。そんな中でこれから求められることは、先ずは(多くの人に)自分のことを知ってもらうこと、自分の知っていることを共有することの二点だと思っています。この二つは同時進行だと思っています。自分を選んでくれた人に対して自分が出来ること(特に時間)は限られています。勉強することと発信すること、要するにインプットとアウトプットをハイピッチですることは今後のスタンダードになると思っています。
私にとってのちょっとずつある色んなことについて今後もブログっていきます。応援お願いします。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝鬱と動悸
肝鬱は、肝の気の流れが滞る状態を指します。肝は感情やストレスの調整に重要な役割を果たしており、肝の気が滞ると、ストレスや不満が蓄積し、体全体の気の流れが悪くなります。この結果、心の機能にも影響が及び、動悸が引き起こされることがあります。
肝鬱による動悸は、主に精神的な要因から生じることが多く、ストレスや緊張、不安感が強まると動悸が悪化します。肝の気が滞ることで、血流が不安定になり、心が十分に栄養を受けられなくなるため、動悸や不安感が生じるのです。
肝鬱に伴う動悸の治療には、いくつかの重要な経穴があります。まず、「太衝」という経穴は、肝の気の流れを促進し、ストレスを和らげる効果があります。このツボは足の甲に位置し、肝の機能を調整するのに非常に有効です。
次に、「肝兪」という経穴は、背中の肝の位置にあり、肝の気を調整し、鬱結を解消する助けとなります。また、「心経」の「神門」は、心の安定を促進し、動悸を緩和するために重要なツボです。
さらに、「足三里」は消化機能を高め、全身の気血を補う役割があります。消化が良くなることで、肝の機能も改善され、気の流れがスムーズになります。
このように、肝鬱による動悸の治療には、特定の経穴を刺激することで肝の気の流れを改善し、心の機能を安定させることが期待できます。