おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが、コロナ禍をそろそろ振り返るべきなのではと思っています。色んな人が色んなことを言っていた数年間だったと思います。間違ったことを言ったこともあっただろし、心無いことを言ったこともあったと思います。自分自身の人生も、大きく影響を受けたと思います。そんな中、コロナ禍を振り返る際に必要なのは哲学と統計学だと私は思っています。今、頭に浮かんだのは、「これからの「正義」の話をしよう」に出てくる話です。その話は、
ブレーキが利かない暴走列車があって、線路の向こうに人がいて、このままだと10人死んでしまう。あなたは線路の分岐点にいて方向を変えることができる。もしも方向を変えたら、その場合死ぬのは1人だけ。分岐点の方向を変えるべきかどうか?
のがそんな話です。もしも方向を変えたら死なないですむ人が1人死んでしまう。そのままだと10人死ぬ。「10人の内の誰か1人が死ぬ」だったら判断は困らないけれど、そうじゃない(本来は無関係だった人が死んでしまう)のがこの問題のポイントだと思います。今、天秤は10人と1人だけれど、もしも、100人と1人だったら、100人と1人だったら、10億人と9億人だったら。答えが違うのか同じなのか。10対1か100対1か何億対1かを考えるのが統計で、その1人が自分だったらを考える哲学だと思います。だから、これからは統計学と哲学の両方の知識が必要だと思います。結論から言って答えが出ることはないと思います。(10対1の1を0にするのが医学だと思います)。もしかしたら答えを出すこと自体がダメなのかも知れない。ただ、自分たちは考え続けないといけない。そうじゃないと死んでいった人たちが浮かばれない。あの頃は色んな人が色んな事を言っていました。そのことを今掘り返すことが無意味かどうかは話し合い次第だと思います。私は同じことを繰り返したくないです。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 痛みについて
痛覚変調性疼痛(つうかくへんちょうせいとうつう)は、体に怪我や病気がないのに感じる痛みのことです。この痛みは、通常の痛みとは異なる新しいタイプの痛みとして注目されています。
一つの原因は「中枢性感作」という現象です。これは、痛みの信号が脊髄や脳に伝わる際に、過剰に強調されてしまうことを指します。たとえば、小さな怪我をしたときに、その痛みが長く続くことがあります。
また、心の健康も大切で、ストレスや睡眠不足が痛みを悪化させることがあります。痛覚変調性疼痛の症状は人それぞれで、全身に痛みを感じる人もいれば、特定の場所だけに痛みが集中する人もいます。
この痛みを和らげるためには、薬やリハビリ、心理的なサポートを組み合わせることが重要です。痛覚変調性疼痛は複雑ですが、適切なケアを受けることで改善が期待できます。