もうすぐ冬です。今年の雪はどうなるのでしょうか?
今年も除雪ボランティアやりますので、ご要望の方は連絡お待ちしています。
以前、新聞で除雪ボランティアを募集していると知りボランティアを取り仕切っているところに連絡をしたら、それってボランティアに求めることなのですか?という条件だったので折り合いがつかず、自分でやり始めました。以来、手が空いている時に出来る範囲にはなりますが、精いっぱいやらせてもらっています。
先日、ボランティア活動でお宅訪問して料理を作っていたら、先方に「この仕事って割に合わないでしょ」と言われて、言葉に詰まってしまった。かろうじて「ボランティアですから」と返答すると「でも、割に合わないでしょ」と言われて、最終的には「こういうの好きなんですよね」と言ったら、理解できてない顔をしていました。そりゃそうですよね。うまく言えないけれど、私はそうしたいのです。
今日のコラム 痛みについて
慢性頭痛は、生物学的要因だけでなく、心理的、行動的、環境的要因が複雑に絡み合った難治性の病態で、患者の生活の質(QOL)を著しく低下させます。頭痛の発生には、予期不安や過覚醒、回避行動といった心理行動的要因が影響し、悪循環を形成します。このため、慢性頭痛の治療には、薬物療法だけでなく、認知行動療法(CBT)、運動療法、リラクゼーション療法などの非薬物療法を組み合わせた包括的なアプローチが重要です。
CBTは、頭痛に関する患者の認知や行動パターンを分析し、非適応的な認知を修正することで、頭痛への過剰な注目や予期不安を軽減します。運動療法は、頸肩部の筋緊張を和らげる効果があり、「頭痛予防体操」などが特に有効です。リラクゼーション療法は、自律神経の緊張を緩和し、頭痛の悪化を防ぎます。漸進的筋弛緩法(PMR)を習得することで、過剰な緊張を軽減することが期待できます。
薬物療法は痛みの緩和に一定の効果がありますが、慢性頭痛の根本的な治療には至りません。薬剤の長期使用による薬剤使用過多頭痛(MOH)のリスクや副作用にも注意が必要です。慢性頭痛は個人差が大きいため、患者一人ひとりのニーズに応じた個別化された治療が重要です。頭痛の種類や重症度、合併症を考慮し、最適な治療プログラムを策定することで、持続的な症状改善が期待できます。