おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
紛争の報道は心が痛みます。
例えば、イスラエルとハマス。他はロシアとウクライナ。どうして人は殺しあい続けるのか。私の偏見なのかもしれないけれど、外国人には折り合いがつかないことで折り合いがついたという考え方があると思ってました。しかし、実際はそんなことないんですね。時々思うのが、人は言葉がないと争うことは出来ても戦争は出来ないと思うのです。そんな時は言葉があるからこうなるのだ。言葉が悪いのだとまで思ってしまいます。お互いの言い分があることは理解できる。僕に理解出来ないくらい色々なことがあることも理解出来ます。ただ、私は沢山の色々なことを自分のためじゃなく子どもたちのために乗り越えて欲しいです。僕は優しい言葉だけを使うことを約束します。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 痛みについて
痛みは、末梢から中枢神経系への上行路と、中枢から脊髄後角への下行路の相互作用によって生じます。上行路では、侵害受容器が痛覚刺激を電気信号に変換し、脊髄後角や視床を経て大脳皮質の体性感覚野に達します。体性感覚野は痛みの強度や位置を処理し、扁桃体は痛みの不快感や情動的側面を扱います。
下行性疼痛抑制系は、中脳周囲灰白質(PAG)が起始核となり、脊髄後角のニューロン活動を抑制して鎮痛効果をもたらします。この系は、末梢神経電気刺激(TENS)や関節モビライゼーションなどのリハビリテーション治療でも重要です。
慢性疼痛患者では、体性感覚野の活動異常や扁桃体の過剰興奮が観察され、これが痛みの慢性化に関与している可能性があります。認知行動療法は、扁桃体の活動に影響を与え、痛みの情動的側面を調整することで慢性痛の治療に効果的です。
痛みの神経メカニズムの解明は、効果的な治療法の開発に不可欠であり、今後の研究によって新たな治療法の発見が期待されています。