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20231222 マイノリティ

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

亡くなった山田太一さんについてクローズアップ現代で特集されていたそうです。サイトで見たのですが、「人に迷惑をかけることを怖れるな」とう有名なセリフがあるそうです。車いすの青年が言うのだそうです。バリアフリーが進んでいない社会に対して言うのだそうです。昭和54年に放送されたそうです。その当時にそういう脚本を書いたのもすごいが、その言葉が今でも通じるのが残念です。山田さんは当時どんな気持ちで書いたのか分からないけれど、変わって欲しかったと思うのです。私は知らなかったのですが、先月、航空会社が車いすを理由に搭乗を拒否したとか。考えられないです。普通にダメです。山田太一さんは「人に迷惑を~」のセリフが今でも共感を呼ぶ理由について「現実が、そうじゃないからこそ、こういう言葉を必要としているのでしょうか。障害者ではない人が他人事だと思っていても、実は形を変えて自分の問題になっているなと感じている人が多いからではないでしょうか」とのこと。主演俳優の斎藤洋介さんはドラマについて「忙しい社会の中で、本来、人間が持っていなければならない『優しさの魂』みたいなものを思い出させてくれるからではないかと感じている」とのこと。
改めて、誰もがマイノリティ予備軍だと思いました。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 肝火犯肺

肝火犯肺は、東洋医学における病態で、肝の気が亢進し、その熱が肺に影響を与える状態を指します。五行説では、肝は「木」、肺は「金」に属し、木が金を剋する関係にあります。肝の気が過剰になるとバランスが崩れ、肝火が肺を攻撃します。

主な原因は、ストレスや感情の抑圧、不規則な食生活、自律神経の乱れです。これにより肝の疏泄機能が阻害され、気の流れが滞り、体内に熱が生じます。

症状としては、咳や痰、胸の痛み、イライラや怒りっぽさが見られ、特に咳は黄色く粘り気のある痰を伴うことが特徴です。診断には舌診、脈診、問診が用いられ、肝と肺の状態や気の流れを確認します。

予防には、ストレスを溜め込まないこと、バランスの取れた食事を心がけること、定期的な健康チェックを受けることが重要です。リラクゼーション法や適度な運動も効果的で、辛い食べ物やアルコールは控えることが望ましいです。

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