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20240126 成長について

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

同じことを繰り返していては成長出来ないと良く言われますが、成長することが義務のようになるのは息苦しくて嫌いです。ほっといても成長するとは思います。少なくとも変化はするはずです。年月を経ることで原型をとどめておくことは出来ないわけで、どうせなら良い方向で変わりたいと思うのは普通の事だと思います。成長とは人にとって自然体だと思うのです。今まで全くやらなかったことや出来なかったことにチャレンジすることで成長していく。それは楽しいことです。今までどっぷり西洋医学で働いて、今はどっぷり東洋医学。その為このサイトは東洋医学と西洋医学の両方で出来ています。成長した結果だと思いたいです。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 心脾両虚と不眠

心脾両虚による不眠は、心と脾の両方の機能低下が原因であることが理解されています。この状態は、心を安定させるために必要な血液が不足することから起こります。具体的には、脾が弱まると、食物からの栄養吸収が不十分となり、結果的に血の生成が不足します。この不足した血が心に届かない場合、心は安定せず、不安感や不眠を引き起こすことになります。

脾の役割が重要であることは言うまでもありませんが、その機能が低下することで、身体全体に影響を及ぼします。特に、精神面においては、心が不安定になるため、ストレスや緊張を感じやすくなり、睡眠の質が低下します。この状態を改善するために、「神門(しんもん)」という経穴がよく用いられます。神門は心の経絡に位置し、心を落ち着かせ、精神を安定させる働きがあります。

さらに、「足三里(あしさんり)」も非常に重要な経穴です。足三里は脾の経絡にあり、脾の機能を高め、栄養の吸収を助ける役割を果たします。この経穴を刺激することで、脾の働きが改善され、心に十分な血が供給されやすくなります。これにより、心脾両虚による不眠は、これらの経穴を活用して心と脾を同時に整えることで、改善が期待できるのです。

総じて、心脾両虚による不眠は、心と脾のバランスを取り戻すことが鍵です。経絡に存在する神門や足三里を刺激することで、心の安定と脾の強化が図られ、結果的に良質な睡眠を得る手助けとなります。

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