20240210 応援お願いします
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
仕事の性質上、薄利多売は出来ません。どうせ効率よく仕事が出来ないのだから、丁寧に一生懸命やりたいなと思っています。そういうと、何を甘っちょろいと笑う人もいるだろうが、効率よくやろうと考える方が私には意外です。「あなたは人に効率よく対応されたいですか?」と聞きたい。それでもなお「それはお互い様でしょ」という人は、工業大国ニッポンの申し子で、私とは見える景色が違います。人は工業製品ではなく、規格化できるものでもありません。そんな鍼灸師がいると伝えたく発信を続けています。続ける中で当初の目的を忘れたり自分だけが楽しんでいたということが無いようにします。応援お願いします。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝腎陰虚と耳鳴り
肝腎陰虚は、肝臓と腎臓の陰が不足し、体内の潤いが欠如している状態を指します。この陰虚が進行すると、体内で余分な熱が生じやすくなります。特に腎の陰が不足すると、耳に直接的な影響を及ぼすことがあります。腎は耳と深い関わりを持っており、腎陰の不足は耳周辺の血流を悪化させ、結果として耳鳴りを引き起こすのです。このように、肝腎陰虚は耳鳴りの根本的な原因となることがあります。
この状態を改善するために、いくつかの重要な経穴があります。まず、腎経の「太渓」は腎の機能を補い、陰を滋養する役割を担っています。これにより、耳鳴りの改善が期待できるのです。次に、肝経の「太衝」は肝の機能を整え、気血の流れを改善する効果があります。これにより、肝陰虚によるストレスやイライラを緩和し、心身のバランスを保つことが可能になります。
さらに、耳周辺の「翳風」は耳の後ろに位置し、耳鳴りや耳の充血を和らげる効果があります。この経穴を刺激することで、耳周辺の血流を改善し、耳鳴りの症状を軽減することができます。これらの経穴を適切に刺激することで、陰を補い、体内の熱を鎮め、耳の健康を維持することができるのです。