20240211 建国記念の日に思うこと
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
毎日のように人口減少と少子高齢化に関するニュースを聞きます。何年問題とネーミングされる課題の遠因は人口減少と少子高齢化だと理解しています。これらについて経済からの視点で語られることが多いが、私は街・地域という視点からも考えます。人口減少と少子高齢化は今日明日解決することは絶対あり得ないです。当面の解決策として、支えあうことが社会の前提になると考えます。その時、地元意識がカギになってくると私は思います。私自身、地元意識は低かった(低い?)と思います。地元意識が低い理由は自分自身に対する意識が低いからだと思います。自分を意識することとはこの場合自分を好きになることと同じだと思います。自分を好きにならないと地元を好きになることはできない。地元を好きにならないと日本を好きになれない。好きにならないと支えられないと思うのです。日本人は自己肯定感が低めで自殺率も先進国で高い方と聞きます。私の考えでは、少子高齢化も人口減少も自己肯定感が低いのも自殺率が高いのも同じ一つの問題なのです。
私は愛国心という言葉と世間様やお上とかいった言葉が、ひとくくりになっていることが混乱の原因だと思います。愛国心の土台は自意識と主体性だと思います。それぞれの愛国心があってしかるべきだと思います。誰かから愛国心とはこうあるべきといった強制はダメだと思います。ただ、愛国心がないっていうのは、やっぱり不自然でおかしいと思うのです。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝腎陰虚と耳鳴り
肝腎陰虚は、肝臓と腎臓の陰が不足し、体内の潤いが欠如している状態を指します。この陰虚が進行すると、体内で余分な熱が生じやすくなります。特に腎の陰が不足すると、耳に直接的な影響を及ぼすことがあります。腎は耳と深い関わりを持っており、腎陰の不足は耳周辺の血流を悪化させ、結果として耳鳴りを引き起こすのです。このように、肝腎陰虚は耳鳴りの根本的な原因となることがあります。
この状態を改善するために、いくつかの重要な経穴があります。まず、腎経の「太渓」は腎の機能を補い、陰を滋養する役割を担っています。これにより、耳鳴りの改善が期待できるのです。次に、肝経の「太衝」は肝の機能を整え、気血の流れを改善する効果があります。これにより、肝陰虚によるストレスやイライラを緩和し、心身のバランスを保つことが可能になります。
さらに、耳周辺の「翳風」は耳の後ろに位置し、耳鳴りや耳の充血を和らげる効果があります。この経穴を刺激することで、耳周辺の血流を改善し、耳鳴りの症状を軽減することができます。これらの経穴を適切に刺激することで、陰を補い、体内の熱を鎮め、耳の健康を維持することができるのです。