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20240212 無力感を力に変える

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

先日、やらせていただいたボランティアについてです。
体の不自由な方の書類申請のお手伝いをしました。書類申請が得意な人って世の中にいますか?もしもいたら商売にしたらいいと思います。私は書類というのが大っ嫌いです。体が不自由な方が書類申請をするのは本当に大変だと思いました。どうしてもプライバシーな部分が強いので他人が関わるのは難しい。そういう気遣いの結果困っている人って、きっと沢山いるのだと思いました。必要な手続きがあるのは当然だと思います。私は書類手続きがハードルというか試験のようになっている現状は改善するべきだと思いました。役所仕事がダメというのではなく、手伝ってあげる人がいていいと思いました。プライバシー(特に根幹)に関わるので、関わるのは難しいのだけれど、孤立させてはいけないと思いました。自分ひとりに出来ることは本当に限られているけれど、みんなで取り組めるはず。困っている人を目の当たりにして私は無力を感じました。みんなが無力を感じることで社会は動くと思うのです。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学  肝陽上亢(かんようじょうこう)とめまい

肝陽上亢(かんようじょうこう)は、東洋医学で肝の陽気が過剰に上昇する状態を指します。この状態は、肝の陰と陽のバランスが崩れ、陰が陽を抑えられないために発生します。肝は気血の調整や精神、情緒とも関係が深く、バランスが崩れると頭部に陽気が昇りやすくなり、めまいや頭痛、イライラ感などの症状が現れます。

このめまいを改善するためには、特定の経穴を使った治療が有効です。まず、「太衝(たいしょう)」は肝経の原穴で、肝の気を調整し、過剰な陽気を抑える役割があります。この経穴を刺激することで、肝のバランスを整え、めまいの改善が期待できます。

次に、「風池(ふうち)」は、頭部の気の流れを整える重要な経穴です。この経穴を刺激することで、肝陽が頭部に過剰に昇るのを防ぎ、めまいを緩和します。

また、「百会(ひゃくえ)」は頭頂に位置する経穴で、全身の気の流れを統合するポイントです。この経穴を刺激することで、過剰な陽気を鎮め、頭部の気血の流れを改善し、めまいを和らげます。

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