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20240214 伴走者

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

ランニングをするために札幌ドームに行ってきました。最近走れてないので本当に久しぶりのランニングでした。全然走れないのがショックでした。札幌ドームのランニングコースはレベルが高いです。冬にわざわざ使用料を払って走るくらいだから当然ですね。一番驚いたのは、盲目のランナーです。伴走者と二人で走っていました。二人ともすごいと思います。目が見えなくなっても走る人、他人のために走る人。ただただ頭が下がります。感動しました。刺激をもらえて良かったです。スポーツっていいな、走るっていいな、人っていいな。そう思えました。自分は伴走者のようになりたいです。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 痰湿中阻(たんしつちゅうそ)

痰湿中阻(たんしつちゅうそ)は、体内に余分な湿気や痰が蓄積し、気の巡りが妨げられる状態を指します。このような状態になると、体内で湿気と痰が結びつき、気の流れが滞ることになります。気の流れが滞ると、体全体のエネルギーが低下し、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

体内に湿気が増加する原因は多岐にわたりますが、特に飲食の不摂生や長期間にわたる消化不良が大きな要因とされています。これによって、体内の水分代謝が正常に行われず、余分な湿気が蓄積されやすくなります。湿気が体内に溜まると、それが痰の形で現れ、さらに気の流れを阻害する結果となります。

痰湿中阻の状態では、胸部の重さを感じたり、吐き気やめまいといった不快な症状が生じることがあります。特に胃腸の働きが低下しているときには、これらの症状がより顕著に現れる傾向があります。これにより日常生活に支障をきたすことが多く、早期の対策が求められます。

この状態を改善するためには、体内の湿気と痰を効果的に取り除き、気の流れをスムーズに保つことが重要です。例えば、経穴「中脘(ちゅうかん)」を刺激することで、胃腸の機能を活発化させ、湿気を排出することが期待できます。また、「豊隆(ほうりゅう)」を刺激することにより、痰を取り除き、気の流れを改善することができるため、おすすめです。

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