20240302 温暖化
おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
地球温暖化は現代社会において最も深刻な問題だと思います。この問題は地球全体が取り組むべき問題なのですが、一向に議論が進んでいないと思います。これは由々しき問題だと思います。エライ人たちにどうにかすれよじゃなく一人ひとりが関心を持っていくことが大事だと思います。
その中で、最近私が知ったのは食事を見直すということでした。例えば地産地消。いくら安いからといって海外の食材を買うのは考えてみたら変なことだと思うのです。地元の経済も潤う。肉類から植物ベースにするのも良いそうです。家畜の飼育など、肉類の生産は輸送は大量の温室効果ガスを排出するとのこと。知りませんでした。
ちょっと調べるだけで、これだけ出てくるのだから、まずは個人ベースで関心を持つことが大事だと思うのです。今まで自分は無関心過ぎたと反省しています。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 更年期と津液不足
更年期とは
更年期は、女性の生理的なライフステージの一つで、通常45歳から55歳の間に訪れます。この時期には、卵巣機能の低下に伴い、エストロゲンなどのホルモンの分泌が減少します。このホルモンの変化は、身体にさまざまな影響を及ぼし、特に「気」「血」「津液」のバランスに影響を与えます。
津液不足と更年期の関係
更年期におけるホルモンバランスの崩れは、津液不足を引き起こす要因となります。以下のようなメカニズムが考えられます。
ホルモンの減少:エストロゲンの減少は、体内の水分代謝や津液の生成に影響を与えます。特に、エストロゲンは脳や内臓の機能を調整する役割があり、その減少は津液の生成を妨げます。
自律神経の乱れ:更年期には自律神経のバランスが崩れやすく、これが津液の生成や分布に影響を与えます。自律神経は体内の水分代謝を調整するため、その乱れは津液不足を引き起こします。
消化機能の低下:更年期に伴うホルモンの変化は、消化機能にも影響を与えます。脾胃の機能が低下すると、食物から津液を生成する能力が減少し、結果として津液不足が進行します。
津液不足による症状
更年期における津液不足は、以下のような症状を引き起こします:
乾燥感:口渇、皮膚の乾燥、目の乾燥などが見られます。津液が不足すると、体内の潤いが失われ、これらの乾燥症状が現れます。特に、肌の弾力が失われ、シワが増えることもあります。
便秘:津液が不足すると、腸内の潤滑が失われ、便が硬くなり、排便が困難になります。これにより、便秘が発生し、腹部の不快感や膨満感を引き起こすことがあります。
対策と治療法
鍼灸治療
陰陵泉(いんりょうせん):脾の機能を強化し、津液の生成を促進します。
三陰交(さんいんこう):肝、脾、腎のバランスを整え、津液の生成を助けます。
足三里(あしさんり):消化機能を改善し、津液の生成を助けます。
生活習慣の改善
水分摂取:十分な水分を摂取することで、体内の水分バランスを保ち、津液不足を防ぎます。
バランスの取れた食事:特に、潤いを与える食材(例:梨、白木耳)を積極的に摂取することが重要です。
ストレス管理:ストレスは自律神経の乱れを引き起こすため、リラクゼーションや適度な運動を取り入れることが効果的です。
まとめ
更年期におけるホルモンバランスの崩れは、津液不足を引き起こし、乾燥感や便秘などの症状を引き起こします。東洋医学的なアプローチとして、鍼灸治療や生活習慣の改善が有効です。これらの対策を通じて、津液不足による不快な症状を軽減し、より快適な生活を送ることが期待されます。