20240305 趣味のお話
おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
筋トレボランティアのお蔭で、私は運動習慣があります。最近はもっぱらランニングに偏っています。以前は腕立て伏せでした。私は、運動は何でもいいから(ここ大事です。本当に本当になんでもいい)やっていた方がいいと思います。運動を出来る範囲でやって、それを楽しいと思えることは本当に素晴らしいことだと思います。ラジオ体操でもいいし、散歩でもいい。本当そう思います。
その中で、走ったり歩いたりといった運動は人間の本能に近い運動だと思います。心肺機能の向上と筋力の維持に最適だと思います。
と偉そうに言っている私ですが、ランニングをするようになったのは去年の夏ぐらいからです。なんだかイラつくことがあって、走り始めたのがキッカケです。最初は近所を走り始めて50メートルくらいで胸が苦しくなって歩きました。その時の私はたかだか数十メートルを走ることが出来なかったのです。そんな私を何が継続させたのか分からないけれど、今年は何らかの欄にランニング大会に出場したいとまで思うようになりました。
雪道ランニングに挑戦したこともあるのですが、なんかシックリ来なくて、今は室内を走っています。
良いですよ。ランニング。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 陽虚と更年期
陽虚とは何か
陽虚は、東洋医学において「陽気」が不足した状態を指します。「陽気」は体を温め、活力を与える重要なエネルギーです。陽虚になると、体が冷えやすくなり、疲労感を感じやすくなります。特に更年期には、ホルモンバランスの変化によって陽虚が起こりやすくなります。
更年期の影響
更年期は、女性のエストロゲンなどのホルモンが急激に減少する時期です。これにより、体内のエネルギーバランスが崩れ、陽虚の状態が生じやすくなります。ホルモンの減少は、腎の働きにも影響を与え、腎陽虚を引き起こします。この時期に多くの女性が経験する疲労感や寒がりは、陽虚によるものです。
寒がりの原因
陽虚によって体を温める力が弱まるため、寒がりが顕著になります。特に手足が冷えやすく、全身が冷たく感じることが増えます。これは、陽気が不足しているために体温調節がうまくいかないからです。更年期の女性は、この冷えを強く感じ、生活に支障をきたすことがあります。
腎の役割
東洋医学では、腎は「生命の根源」として非常に重要です。腎は体全体の陽気を支える役割を担い、特に「腎陽」は体を温め、エネルギーを供給する重要な要素です。更年期には腎の機能が低下し、腎陽が不足することで、陽虚が悪化しやすくなります。これが更年期における疲労感や寒がりの主な原因となります。
陽虚による疲労感と寒がりの改善方法
更年期における陽虚を改善するためには、体を温め、陽気を補うことが重要です。
経穴刺激: 経穴(ツボ)を刺激することで、陽気を高めることができます。特に「命門」や「足三里」といったツボは、腎陽を補強し、体温を上げる効果があります。これにより、体内のエネルギーが活性化し、疲労感や寒さを和らげます。
生活習慣: 軽い運動を日常に取り入れることで血行を促進し、体を温めます。ウォーキングやストレッチなどの適度な運動は、陽気を補い、全身の循環を良くします。また、十分な休息をとることで、体のエネルギーを蓄え、陽虚の改善に役立ちます。