20240313 運動について
おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
運動の大切さについてです。
運動することは億劫ですが、やっぱり大事だと思います。何故なら心と身体を健康に維持するために、運動をライフスタイルに取り入れることは重要だと思っています。
心肺機能を向上させること、筋力を増強すること、ストレスの軽減、気分の向上、睡眠の質の向上などなど。特に最近は自己肯定感の向上が注目されていると思っています。私自身、運動を習慣化するようになって、そのあたりを実感しています。
私のオススメは自転車とランニングとウオーキングです。どれがベストかは言い切れないけれど、今はランニングがブームです。私は外の風景が好きなのだと思います。
心肺機能が向上すること、気分が向上すること、やってみたら実感します。
天気が悪くて外を走れない時は室内を走ります。そんなときは音楽を聴きながら走ります。それはそれで悪くないです。
私にとって健康とは楽しむことと同じ意味です。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝腎不交
肝腎不交は、中医学において肝と腎の機能が正常に連携せず、相互のバランスが崩れている状態を指します。肝は気の流れを調整し、腎は生命力や成長、発育に重要な役割を果たしています。この二つの臓器の相互作用が不十分になると、体全体のエネルギーやバランスが損なわれ、さまざまな不調が現れます。
この状態は、ストレスや過労、不規則な生活、感情の乱れなどが原因で引き起こされることが多いです。特に、肝の気が滞ることや、腎の陰が不足することが肝腎不交を招きます。これにより、身体のエネルギーの流れが妨げられ、全体的な活力が低下することがあります。
倦怠感は、肝腎不交の代表的な症状の一つです。肝と腎の機能が正常に働かないため、体内のエネルギーが不足し、身体がだるく感じたり、疲労感が強くなることがあります。特に、精神的な疲労感も伴うことが多く、集中力の低下や気分の落ち込みを感じることもあります。これは、肝の気の流れが滞り、腎の陰が不足することで、心身のバランスが崩れるためです。
倦怠感が続くと、日常生活における活力が失われ、仕事や趣味に対する意欲も低下します。このような状態を改善するためには、生活習慣の見直しが重要です。ストレスを軽減し、十分な休息を取ることが肝と腎の機能をサポートすることにつながります。また、バランスの取れた食事を心掛け、肝と腎の健康を維持するための栄養を摂取することも大切です。
さらに、経穴の刺激や鍼灸治療も効果的です。肝腎不交に関連する経穴を刺激することで、気の流れを改善し、倦怠感を軽減することが期待されます。肝腎不交におすすめのツボとして、まず「太衝」があります。このツボは肝のエネルギーを調整し、ストレスを和らげる効果があります。次に「太渓」は腎の陰を補い、体を潤す作用があり、全体のバランスを整えるのに役立ちます。そして「心門」は心の安定を図り、情緒を落ち着ける効果があり、肝腎の調和に寄与します。