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20240326 教育虐待


おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

最近知ったことなのですが、教育熱心な親が子どもの限界を超えて教育を強制することを言うそうです。親としては一生懸命な自分を否定されているような気がして、心中穏やかではありません。教育熱心との違いが分かりづらいところですが、程度の違いというより、そもそも違うと考えています。一番は子どものためと言いながら自分のために教育をしているというところだと思います。私も親ですから、子を思う気持ちは本当に分かります。ただ子ども本人を第一に思うことを忘れてはいけないんだなと思っています。これについては常に自問自答したほうがいいと考えています。そして、相手を思う気持ちは親子だけじゃなく、全ての人間関係に言えることだと思います。人と人が関わりあう時に、どうしても干渉してしまっていることってあると思います。良かれと思った言動が相手にとって負担になることって他人同士でもあると思うし、時にトラブルになることもあると思います。距離を置いていればそれでいい人という考え方は浅はかだと考えます。相手を思うことの大事さを改めて思いました。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日のコラム 睡眠について

睡眠は、私たちの健康や日常生活において非常に重要な役割を果たしています。特に高齢者においては、睡眠の質が認知機能に大きな影響を与えることが研究によって明らかになっています。睡眠の質が高いほど、記憶力や判断力、注意力などの認知機能が向上することが示されています。

睡眠には、マクロ構造とミクロ構造の2つの側面があります。マクロ構造とは、総睡眠時間や睡眠効率、睡眠潜時(寝つくまでの時間)などの大まかな指標を指します。研究によると、睡眠の連続性が高い、つまり夜中に目が覚めることが少なく、スムーズに眠り続けることができる場合、認知機能が良好であることが分かっています。

一方、ミクロ構造は、脳波によって測定される睡眠の細かなパターンを指します。例えば、スリープスピンドルや徐波活動と呼ばれる脳波の変化が、記憶の統合や強化に関与しているとされています。しかし、これらのミクロ構造と認知機能の関係は、年齢や性別、教育水準などによって影響を受けることがあるため、個人差が大きいことも考慮する必要があります。

睡眠の質が低下すると、記憶や思考に必要な脳の機能が損なわれ、認知機能が悪化する可能性があります。特に、高齢者においては、睡眠の断片化や夜中の覚醒が多くなると、認知機能に悪影響を及ぼすことが懸念されます。

結論として、高齢者の認知機能を維持するためには、睡眠の質を向上させることが重要です。具体的には、睡眠の連続性を高め、夜中の覚醒を減らすための対策が効果的であると考えられます。今後は、睡眠と認知機能の関係をさらに深く理解し、睡眠の質を改善するための具体的な方法を探求することが求められます。


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