おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
先日の道新で寒暖差アレルギーの話が載っていました。(2023.03.27)聞いたことある人も多いかと思います。それによると寒暖差アレルギーというのは正式名ではなく「血管運動性鼻炎」といい、そもそもアレルギーではないそうです。言われてみたら確かに免疫と関係ないですよね。言われるまで気が付きませんでした。
調べてみると主な症状はくしゃみ、鼻づまり、鼻水など。原因はハッキリとしていないそうです。鼻過敏症の一種で要するにアレルギーのすぐ隣に分類される病気と理解しています。私自身この傾向があります。私の経験から言うと、キッカケ自体はアレルゲンと関係ないかもしれないけれど、発症してからの体の暴走具合は本当に似ている機序だと理解しています。本当のアレルギーや血管運動性鼻炎はどちらかがどちらかを刺激するとも思っています。自律神経を整えることやストレスを減らすことなどが対応策なのだそうです。春先は、花粉やホコリも飛ぶので鼻過敏症が強くでることは間違いありません。
体調管理に気を付けましょう。知りませんでした。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経
唾液腺は口の中で唾液を作る重要な部分で、主に耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つがあります。これらの腺は自律神経によって調整されており、交感神経は唾液の量を減らし、副交感神経は唾液の量を増やします。この2つの神経がうまく働くことで、唾液の分泌が適切に調整されています。
自律神経の研究は19世紀から始まり、交感神経と副交感神経の仕組みが明らかにされました。また、条件反射の研究も行われ、唾液腺の働きを理解する手助けとなっています。神経の働きがうまくいかないと、脱神経過敏という状態が起こることがあり、これは神経が失われた後に腺が過剰に反応して唾液の分泌に問題が生じることを指します。
今後の研究では、細胞内での信号の伝わり方や他の腺との違い、脱神経過敏の原因を詳しく調べることが重要です。これにより、唾液腺の働きや関連する病気の理解が深まり、新しい治療法が見つかることが期待されています。