おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
先日の道新に足袋を愛用することのメリットを描いたエッセイがありました。裸足に近い感覚が体にいいといった内容でした。シューズメーカーはどんどんハイテクを導入した結果、選手のパフォーマンスは上がる一方ですが、その逆のローテクに対するニーズも一定数あります。ザックリな比較になりますが、前者は足を守ると効果が出る。後者は足に負荷をかけると効果が出にくい。私は後者の考え方の方が好きです。一人ひとりが持っている力を引き出す方がいいと思います。今、男子マラソンの世界記録は二時間を切ることが現実味を帯びてきて、それはハイテクシューズの貢献は大きいと思います。それは一部の人間の話であって、多くの人間にとってはローテクの方がいいと思っています。(ハイテクが悪いと言っているわけじゃありません。)人間の体が急には進化しない。定期的にローテクが見直されるのだと思っています。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 自律神経
唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3種類があり、食べ物を食べるときに必要な唾液を作ります。唾液腺の働きは、自律神経によって調整されており、交感神経はストレス時に唾液を減らし、副交感神経はリラックス時に唾液を増やします。
自律神経が正常に働かないと、唾液腺がうまく機能せず、唾液が減ることがあります。この状態を「脱神経過敏」と呼び、神経が傷ついた後に腺が過剰に反応することを意味します。
唾液腺の研究は19世紀から始まり、ジョン・ニクソン・ラングリーが神経の役割を明らかにしました。現在は、唾液腺の働きや脱神経過敏の原因を詳しく理解することが求められており、今後の研究で新しい治療法が期待されています。