おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
少し前の話ですが、NHKで鍼灸の特集をしていました。録画はしたけれど、まだ見ていません。その後、某週刊誌でも鍼灸の特集をしていて、NHKの影響ってすごいなと改めて思いました。今までも度々NHKでは鍼灸の特集をしていて、みんな関心があるのだなと思いました。その関心をいかにつなげていくかが鍼灸師に求められているのではないかと思っています。
その某週刊誌では、視床下部に鍼灸が影響をあたえる的な内容がありました。視床下部と言ってもなんのこっちゃですぐが、気持ちと体をつなげている場所といった理解でこの場合は良いのかなと思っています。緊張して汗をかいたりドキドキしたりといった時に緊張という感情は視床下部が中継して体に影響を与えています(すごいザックリな表現ですみません。)。心身相関と言われる、東洋医学の一番の長所と個人的には思っているキモの部分が視床下部だと思っています。
医療が未発達だったころと違い急性期の治療は西洋医学に敵わないと思っていますが、慢性的な痛みは症状に対して鍼灸はとてもいいと思っていて、ストレスからくる心身の疲れに対して、鍼灸はとても有効だと思っています。そういった研究も進んでいて、そういった紹介もしていきたいと思っています。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 気の推動作用
気の推動作用は、中医学において重要な概念で、体内の機能や活動を調整する役割を果たします。これは、体内の「気」がスムーズに流れることで、さまざまな生理的プロセスが正常に行われることを指します。気は生命活動の基本要素であり、健康やバランスを保つために不可欠です。
気の推動作用には、血液循環の促進、内臓機能の調整、免疫力の向上、感情の調整、体温調節などの特徴があります。具体的には、気は血液の流れを助け、全身に栄養を供給します。気の流れが滞ると、血行不良や冷え、痛みが生じることがあります。また、気は内臓の働きを支え、消化や代謝を円滑にします。気が不足したり乱れたりすると、消化不良や疲労感を感じることがあります。
さらに、気は身体の防御機能を強化し、外部の病原体に対する抵抗力を高めます。気の流れが正常であれば、免疫機能も活発に働きます。心の健康にも影響を与え、ストレスや不安があると気が滞りますが、心の平穏を保つことで気の流れを改善できます。また、気は体温を保つ役割も担っており、気が不足すると体温が下がり、過剰になると熱がこもることがあります。