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C型肝炎

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肝臓がんの原因を知っていますか?

  • 肝臓がんの主な原因は肝炎(慢性的な炎症)によるものです。
  • その多くがC型肝炎とB型肝炎によるものです。
  • この2つのウイルスに感染している人は300万人から400万人と考えられています。しかし、その多くが感染に気付かず、治療を受けていません。
  • 近年治療法が大きく進歩しており、効果的な治療が可能なので早期発見と早期治療が望まれます。

治療方法は?

  • C型肝炎の治療は抗ウイルス薬が多く使われます。抗ウイルス薬はウイルスに直接作用してウイルスの増殖を抑える薬です。抗ウイルス薬を使うと95%の患者さんでウイルスを完全に排除できます。
  • 以前は肝硬変が進行した患者さんに使うことが出来ませんでしたが、薬が進歩したので、ほぼすべての患者さんで抗ウイルス薬を使えるようになりました。
  • 薬が効きやすいウイルスと効きづらいウイルスがあるので、抗ウイルス薬を3カ月間使い続けて効果が表れない場合はウイルスの遺伝子情報を検査する方がいいです。
  • 処方された薬は適切に飲まないと薬が効きづらいウイルスが現れやすいと言われています。

C型肝炎の今後の課題は

  • C型肝炎をとりまく状況は以前と比べて格段に進歩が見られました。しかし、現在もウイルス検査を受けていない方や陽性と言われても治療を受けていない方などが大勢残っています。この状況を改善するために、C型肝炎の知識を広く知ってもらう必要があります。
  • 抗ウイルス療法によってウイルスがいなくなっても、経過観察を続けることは重要です。肝がん合併の危険性が引き続き残っていると考えて定期的な検査を受けることが大事です。

https://find47.jp/ja/i/n9IbV

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