おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
新しい技術は批判の対象になりがちですが、私は新しいモノ好きなので新しい技術に肯定的です。特にインターネット(又はその周辺)は批判の対象になりがちですが、私は大好きです。そもそもですが職業柄、調べものが欠かせません。だからネットは必須アイテムです。
話はそれますが、私は学習という定義を広くとらえています。自分の脳神経の更新すること全体を学習だと考えています。学習は人生を豊かにすると思っています。もちろんインターネット(又はその周辺)に批判的な人がいてもいいと思うし、批判的な人が自分より学習していないと思わないが、もったいないように思っています。
最近、私は自由エネルギー原理に興味があります。これが滅茶苦茶面白い。脳神経が学習する仕組みを数学的な視点から定義づけしています。とりあえず、細かい数式の概念(確率だったり積分だったり対数だったり)の説明は横に置いておいて、私の語彙の範囲で説明すると、「人の理解は仮説と検討を繰り返した積み重ねで出来ている。」になります。こう書くとそりゃそうだろ、と思うけれど、ここが奥深くて。そもそも人の認識というものは予想以上に適当すぎることが分かってきました。例えばですが、仮に今、車が動いている様子を見ていたとします。向こうから車がやってきて自分の前を通り過ぎたとして、その時、自分たちは動いている車を見れているつもりで、実際は違うそうです。実際はパラパラ漫画のように視覚自体は見えていて、あとは全部脳みそで補完しているのだそうです。実際補完する機能が損なわれるとパラパラ漫画のように認識するのだそうです。では、どのように補完する機能が脳に備わったかというと、それが過去の学習の結果なのだそうです。自分たちは車がこのように動くものだという認識を過去の経験から仮説と検討を繰り返した結果から学習したのでそのように補完出来ているのだそうです。
仮説と検討を繰り返すとき、一番真実に近い仮説を立てる時が一番、脳の負担が軽いそうです(つまりエネルギーが一番かからない)。そうなるように仮説を作る(具体的には脳の神経細胞のつながる。)この繰り返しで今の認識機序が出来ているそうです。自分の頭はもっと上から下に下から上に情報が行き来していると思っていたけれど、実際は脳の神経回路が絡み合ってて混雑して動いているんだなと思いました。新しい刺激はどんどん入れた方がいいということが、新しいものを取り入れたことで教えられたという話でした。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経
ストレスがかかると、体はさまざまな反応を示します。この反応を理解するためには、「オレキシン」という物質について知っておくことが重要です。ストレスを感じると、体は「戦うか逃げるか」の準備を始めます。このプロセスは自律神経系によってコントロールされています。
オレキシンは、ストレスに対する反応に深く関わっています。ストレスがかかると、オレキシンが活発になり、心拍数や血圧が上昇します。これにより、体はエネルギーを効率よく使えるようになります。また、ストレスの影響で体温が上がったり、免疫力が高まったりするのもオレキシンのおかげです。
しかし、オレキシンが不足すると、ストレスにうまく対処できなくなり、健康に問題が生じることがあります。例えば、オレキシンが不足すると「ナルコレプシー」という病気になることがあります。この病気は、突然眠くなったり、眠りが深くなりすぎたりする症状を引き起こします。
最近では、オレキシン受容体拮抗薬という新しい薬が開発されており、これは不眠症の治療に役立つと期待されています。この薬は従来の睡眠薬よりも安全性が高いとされています。ストレスに対する体の反応はオレキシンが中心となって働いているため、オレキシンの働きを理解することは、ストレスをうまく管理するために非常に重要です。今後の研究がこの分野での健康管理に大きな影響を与えることが期待されています。