おからだ治療院のシバクサです。
今日は仕事が終わってから、中島公園に紅葉を見に行きました。中島公園は紅葉の期間中、ライトアップしているそうです。紅葉自体にピークは恐らく過ぎたのだと思うのですが、ライトアップされた紅葉はとても美しかったです。患者さんのオススメだったので行ってきたのですが、確かに良かったです。風が全くなくて水面にライトアップされた紅葉が映っていて、それが良かったです。見たことない感じでした。人が多くて驚きました。前からライトアップしていたのでしょうか。とにかくとてもとても良かったです。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経について
ストレスに対する身体の反応、つまりストレス防衛反応における視床下部のオレキシン神経の役割について解説します。ストレスに直面すると、オレキシン神経が活性化され、血圧や心拍数、呼吸数が上昇し、筋肉への血流が増加します。また、痛覚が抑制されるなど、身体は闘争または逃走に適した状態に変化します。これらの反応は生存に不可欠な適応的なものです。
オレキシン神経はストレス防衛反応の「マスタースイッチ」として機能し、情動や内臓からの情報を統合してストレス状況を検知します。その結果、複数の生理的変化を引き起こします。この自律神経の調節には、フィードフォワード制御とフィードバック機構による微調整が組み込まれており、ストレス反応が複雑に制御されています。
オレキシン神経はストレス防衛反応だけでなく、睡眠や覚醒の調節、情動や行動の制御、報酬系への関与など多岐にわたる機能を持っています。オレキシン神経の機能異常は、ナルコレプシーやうつ病、依存症、注意欠陥多動性障害などとも関連しています。したがって、オレキシン神経の理解は、これらの神経精神疾患に対する新たな治療法の開発に寄与する可能性があります。今後の研究の進展が期待されます。